めぐろパーシモンホール 春のコンサート
新進音楽家を起用し、気軽に身近な場所でクラシック音楽を楽しんでいただくことを目的として開催するフレッシュ名曲コンサート。
2010年中学校3年生で第79回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第1位の山根一仁、2009年13歳で第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールチェロ部門日本人初の優勝・2012年第10回東京音楽コンクール弦楽部門第2位の上野通明、共に学んだ盟友である二人の希望により今回実現した、ブラームスの二重協奏曲にご期待ください。
1984年桐朋学園大学卒業後、ベルリン芸術大学に留学。86年ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝。85年12月からカラヤンのアシスタントを務め、ベルリン・フィル演奏会で急病のカラヤンの代役としてジーンズ姿のまま「第九」を指揮し話題となる。以降、アンサンブル金沢プリンシパル・ゲスト・コンダクター、九響常任指揮者などを歴任。2002年より大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス管常任指揮者、08年4月より同団名誉指揮者。06年より仙台フィル指揮者として迎えられ、R.シュトラウス「英雄の生涯」などのCD制作を行うなど積極的な活動を展開。09年4月から12年3月まで同団正指揮者。09年4月にはサンクトペテルブルク響定期に出演し、大成功を収めた。また、11年2月シューマン「ゲノフェーファ」日本舞台初演、13年1月水野修孝 歌劇「天守物語」など、現在、オペラ、オーケストラの両面において着実な成果を積み上げている指揮者として、ますます注目を浴びている。東京藝術大学音楽学部指揮科招聘教授。
1995年生まれ。2010年、中学校3年在学中に第79回日本音楽コンクール第1位、レウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)、並びに全部門を通して最も印象的な演奏・作品に贈られる増沢賞も受賞。同コンクールで中学生の1位は26年ぶり。以後、秋山和慶、井上道義、梅田俊明、大友直人、高関健、広上淳一、山田和樹等各氏とN響、都響、東響、新日本フィルをはじめ国内のオーケストラと共演を重ねる。ベルリン・フィル五重奏団、マキシム=ヴェンゲーロフ氏との共演、トッパンホール「エスポワールシリーズNo.11」に最年少で抜擢される等、注目を集めている。テレビ・ラジオへの出演もNHK-Eテレ「ららら♪クラシック」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等多数。第60回横浜文化賞文化芸術奨励賞を最年少受賞。12年岩谷時子音楽文化振興財団第2回 「Foundation for youth」受賞。12年13年度ロームミュージックファンデーション奨学生。第43回江副記念財団奨学生。現在、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース全額免除特待生。これまでに故富岡萬、水野佐知香、原田幸一郎の各氏に師事。2015年10月よりドイツ国立ミュンヘン音楽・演劇大学にてクリストフ・ポッペン氏に師事
2009年13歳で韓国スウォンで開催された第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクールにて日本人初の優勝。第6回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門最年少第1位、ルーマニア大使館賞、ルーマニアラジオ文化局賞を併せて受賞。2012年第10回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。2014年第21回ヨハネス・ブラームス国際コンクール第1位。これまでに新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、ロシア交響楽団など国内外のオーケストラと多数共演。韓国KBSテレビ「クラシックオデッセイ」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。岩谷時子音楽文化振興財団第1回「Foundation for Youth」、第6回「岩谷時子賞奨励賞」受賞。日本演奏家連盟宗次エンジェル基金、ローム ミュージック ファンデーション、江副記念財団奨学生。日本ヴァイオリン特別楽器貸与対象者。現在桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース全額免除特待生。これまでに故馬場省一、イニャキ・エチェパレ各氏、現在毛利伯郎氏に師事。
1972年指揮者・小澤征爾のもと楽員による自主運営のオーケストラとして創立。すみだトリフォニーホールを本拠地とし定期演奏会の他、地域に根ざした演奏活動も特徴的。99年小澤征爾が桂冠名誉指揮者に就任。2003~2013年はクリスティアン・アルミンクが音楽監督を務めた。2010-2011シーズンよりダニエル・ハーディングが”Music Partner of NJP”を務めている。2013年9月から2年間、インゴ・メッツマッハーがConductor in Residenceに就任した。受賞歴に三菱UFJ信託音楽賞(09年、アルミンク指揮)、ミュージック・ペンクラブ音楽賞(09年、ブリュッヘン指揮)等。この他2004年に音楽家・久石譲と立ち上げた“新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ”で幅広い人気を集めているほか、映画『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』では管弦楽を担当。2016年9月より上岡敏之が音楽監督に就任することが決定。それに先立ち、2015年4月よりアーティスティック・アドヴァイザーに就任している。新日本フィルオフィシャルサイトhttp://www.njp.or.jp/