第8回 ロマン派音楽レクチャー・コンサート

終焉ではなく暁へ

主催:
若きダーヴィット同盟
作成:
ARCHIVE CENTER

10.3 Sat 14:00

  • 五反田文化センター音楽ホール
  • 10.3 Sat 14:00 開始
  • 一般1,500円 学生1,000円
  • 03(5685)0650
  • davidbuendler@gmail.com
  • 東京都品川区 西五反田6-5-1
第8回 ロマン派音楽レクチャー・コンサート
藤本一子(お話) 戸原直(Vn.) 山本美樹子(Vn.) 長谷川明子(Vc.) 奈良希愛(Pf.) コハーン・イシュトヴァーン(Cl.)
 19世紀の音楽は「ロマン派の音楽」と総称されることがありますが、その様相はじつに多彩です。本レクチャー・コンサートでは、当時人気を得ながら現在は演奏されることの少ない作品、また当時も今も名作とされている作品をテーマごとにとりあげ、若い演奏家陣の活力を通してその魅力をお楽しみいただいております。

 第8回は『終焉ではなく暁へ』と題し、ドイツ・ロマン派を代表する二人の音楽家シューマンとブラームスの後期室内楽作品をとりあげます。最後期の作品にみられる未来に向けての希望の響きをお聴きいただきます。また二人と親しかった天才ヴァイオリン奏者ヨーゼフ・ヨアヒムの詩的でヴィルトゥオーソ的な小品3曲をお届けします。
 演奏には、これまで枢軸としてご出演いただいております奈良希愛氏(ピアノ)を中心に、山本美樹子(ヴァイオリン)、戸原直(ヴァイオリン)の各氏に加え、ドイツで研鑽を積んでこられた長谷川彰子氏(チェロ)そして、ハンガリー出身の異才コハーン・イシュトヴァーン氏(クラリネット)をお迎えします。音楽を身体に溢れんばかりに表現されるイシュトヴァーン氏のブラームスをぜひともお聴きくださいますようご案内をさしあげます。
藤本一子(西洋音楽史)


藤本一子(お話)

ロマン派を代表する二人の最後期の創作と
天才ヴァイオリン奏者J. ヨアヒムの知られざる名曲をめぐって


演奏曲目

● R.シューマン Robert Schumann 1810-56
      《 暁の歌 》 作品133 (Pf.)
    《 ピアノ三重奏曲 》 第3番 ト短調 作品110 (Pf,Vn,Vc.)
● J.ヨアヒム Joseph Joachim 1831-1907
    《 3つの小品 》 菩提樹のそよぎ、夕べの鐘、バラード. 作品5 (Vn,Pf.)
●J.ブラームス Johannes Brahms 1833-97
     《 クラリネットソナタ 》 第1番 ヘ短調 作品120-1 (Cl,Pf.)