2015年前期 CAD図法演習 Ⅰ 成果展
私たちが対象をそれと認識するとき、その視覚的なあらわれと私たちが知っている社会的なコードから、それがどのようなものであるか、またそれらに対して私たちがどのようにふるまうべきかということを考えますが、ひとたびそういった枠組みから離れて対象を認識しようとすれば、それらは普段とは異なったあらわれ方をするでしょう。
この展示では、3Dスキャンやアルゴリズムを用いた定義づけなど、いつも私たちが対象を認識するときに用いている方法とは異なる形での関わりあいを試みています。私たちのまなざしと、コンピュータを通じたまなざしとのパララックスのなかに、対象の多様なあらわれを探ります。
会場|東京藝術大学芸術情報センター Lab