《第19回》 J.B.ヴァンハル
「モーツァルトのクラヴィーアのある部屋」には毎回、モーツァルトと関わりのある作曲家をひとりずつゲストとして迎えます。 モーツァルトとゲスト作曲家のクラヴィーアのソロ作品、またピリオド楽器奏者と共にお届けする室内楽、連弾、歌曲などなど、お話を交えながらのコンサートです。 18世紀にタイムスリップしたかのようなひととき、「モーツァルトのクラヴィーアのある部屋」にみなさまをご案内いたします!
ヴァンハル:
クラリネット・ソナタ 変ロ長調
ヴィオラ・ソナタ ヘ長調 作品5-3
クラヴィーア・ソナタ ニ短調 作品30よりv
モーツァルト:
小品 K.15g
フィッシャーのメヌエットの主題による12の変奏曲 ハ長調 K.179
クラリネットとヴィオラ、クラヴィーアのためのトリオ 変ホ長調 K.498「ケーゲルシュタット」
シンフォニーを100曲以上、協奏曲や室内楽作品、声楽作品を合わせると、生涯に作曲した作品は1000曲を下らないという多作家。特にシンフォニーはヨーロッパを超えアメリカまで広く知られていました。ヴァンハルはハイドンなどウィーンに集う作曲家たちと影響を及ぼし合いながらソナタ形式を始めとする形式美をつくり上げ、また激しく多感な感情表現が印象的な短調作品を残しています。
ヴァラエティに富む室内楽の楽器編成は、演奏家との交流が豊かに行われていたことの証です。ヴィオラのため、クラリネットのために書かれたソナタ。そしてモーツァルトの室内楽からは屈指の名曲〈ケーゲルシュタット・トリオ〉をお届けします。1777年10月19日にアウグスブルクでモーツァルトはヴァンハルのヴァイオリン協奏曲を演奏。またその晩のコンサートでは、「フィッシャーの主題による変奏曲」をクラヴィコードで演奏しています。当シリーズ初登場になるクラヴィコードにもご期待ください。
・メヌエット・デア・フリューゲル(主催)Tel.048-688-4921 mdf-ks@h7.dion.ne.jp
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・近江楽堂・松木アートオフィス Tel.03-5353-6937
【チケット発売】
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