イタリアと日本の作曲家の真摯な挑戦

主催:
Tokyo Ensemnable Factory
作成:
ARCHIVE CENTER

2.5 Fri 19:00

  • 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
  • 2.5 Fri 19:00 開始
  • 一般3500円 学生2000円
  • Webサイト
  • 東京都渋谷区桜丘町23−21
イタリアと日本の作曲家の真摯な挑戦
指揮:阿部加奈子 サクソフォン・ソロ:原博巳 アンサンブル:Tokyo Ensemnable Factory

 ドナトーニ最初期のアンサンブル作品と、今もっとも注目すべき作曲家鈴木純明の今夏ヨーロッパ「歌えよ、そしてパチャママに祈れ!」を再演!

 ドナトーニ最初期のアンサンブル作品、7 つの楽器のためのインプロヴィゼーション「グリリーのために」と、今もっとも注目すべき作曲家 鈴木純明の、今年ヨーロッパで初演されたばかりの新作ヴォルフィエドを日本初演!
鈴木作品サクソフォン・ソロには本作の委嘱者であり、フランスでの初演でもソロを務めた原博巳が登場!

 そして巨匠 三輪真弘31 歳時の大作を再演!作曲者が”以後の自らのスタイルの原型になった”と話すこの曲は未婚女性の高いファルセットによって唄われるボリビア民謡が録音されたエンドレステープの再生とそれが音高分析され、作曲者によるコンピュータ・プログラムによって変換された8 楽器のための作品である。

 イタリアの若手からは楽壇やコアなファンから絶大な人気を得ているフィリデイの阿部加奈子が一押しの逸作、
作曲家ルチアーノ・ベリオらと度々共同制作を行っていたイタリアの新前衛派の主導的人物である詩人エドアルド・サングイネーティの詩集“Novissimum Testamentum”の一節「Quando è finito ogni gesto d'amore」(愛情のすべての身振りが終わった時)を題材にした作品。

 そして日本の若手からはこの11月にフランスのマルセイユで初演された、村上春樹の『風の歌を聴け』の一節からインスピレーションを得たという、山本哲也のアコーディオンを含む五重奏曲を日本初演します!こうご期待!