初めて身体が宙に舞う感覚を味わったのはいつのことだったでしょう。盆踊りやお遊戯の決められた"振り"に合わせて必死に手足を動かしている時、あるいはうれしさのあまり思わず飛び上がった時であったか・・・。座ってチェンバロの音に耳を傾けるとか、鍵盤を弾く、といった作業とは一見かけ離れているかのように思われる"踊る"という行為が、こんなにも深くチェンバロの音楽と結びついていることは改めて考えてみると驚くべきことなのかもしれません。はじく弦の美しさに始まり、チェンバロの魅力をひとつひとつ追いかけてきた〈チェンバロの魅力〉シリーズの第4回は、むかしからチェンバロ音楽の中心にあった「舞曲」をお楽しみいただこうと思います。
◆関連企画◆チェンバロとバロック・ダンスの公開レッスン
終演後に小ホール舞台上で「舞曲」をテーマに、大塚直哉講師と市瀬陽子講師による
チェンバロとバロック・ダンスの合同公開レッスンを行います。
【公開レッスン受講者募集】
チェンバロ、バロック・ダンスそれぞれお1人ずつを1レッスン(1組)として舞台上でレッスンいたします。
1レッスン20~30分程度を予定 [受講料お1人:2000円]
下記A.またはB.の応募条件①~③を満たしている小学生以上が対象となります。
A.チェンバロ応募条件
①チェンバロやピアノ、オルガンなどの鍵盤楽器で、バッハや同時代の作曲家の作品を勉強したことがある。
②「チェンバロの魅力Ⅳ」本講座のチケットを持っていて
3月26日(土)14:00~18:00の間、県民ホールにいることができる。
③3月24日(木)と25(金)に講師による非公開の事前ワークショップを行う予定です。
(時間未定)参加調整が可能である。
※レッスンは舞台上でお1人ずつバロック・ダンスの受講生と一緒に行います。
チェンバロ中心で進行しないこともあります。
【チェンバロ受講曲】バッハや同時代の作曲家のガヴォットまたはサラバンド(複数曲可)
B.バロック・ダンス応募条件
①クラシック・バレエを勉強したことがある。
②「チェンバロの魅力Ⅳ」本講座のチケットを持っていて
3月26日(土)14:00~18:00の間、県民ホールにいることができる。
③3月24日(木)と25(金)に講師による非公開の事前ワークショップを行う予定です。
(時間未定)参加調整が可能である。
※レッスンは舞台上でお1人ずつチェンバロの受講生と一緒に行います。
ダンス中心で進行しないこともあります。
2016年2月15日まで受付(応募多数の場合は抽選。先着順ではありません)