藤井一興 ピアノリサイタル

ー波をわたるジャポニスムー

主催:
朝日新聞社
作成:
ARCHIVE CENTER

9.16 Wed 19:00

  • 浜離宮朝日ホール
  • 9.16 Wed 19:00 開始
  • Webサイト
  • 〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・新館2階
藤井一興 ピアノリサイタル ー波をわたるジャポニスムー
藤井一興
内容

還暦を迎えて輝きを増し続ける藤井一興が、このうえなく繊細な音色で届けるドビュッシー、
ラヴェル、そして自作初演。

【使用楽器:YAMAHA CFX】


藤井一興: エミール・ガレの韻 (世界初演)


ドビュッシー: 前奏曲集第1集
1.デルフィの舞姫
2.帆
3.野を渡る風
4.夕べの大気に漂う音と香り  
5.アナカプリの丘
6.雪の上の足跡
7.西風の見たもの
8.亜麻色の髪の乙女 
9.とだえたセレナード
10.沈める寺
11.パックの踊り
12.ミンストレル


ドビュッシー: 映像第2集
1.葉ずえを渡る鐘の音
2.そして月は廃寺に落ちる
3.金色の魚


ラヴェル: 水の戯れ


ラヴェル: 鏡
1.蛾  
2.悲しい鳥たち
3.洋上の小舟
4.道化師の朝の歌
5.鐘の谷

藤井一興
 東京芸術大学3年在学中、フランス政府給費留学生として渡仏。パリ・コンセルヴァトワールにて作曲科、ピアノ伴奏科ともに一等賞で卒業。パリ・エコール・ノルマルにてピアノ科を高等演奏家資格第一位で卒業。作曲をオリヴィエ・メシアン、ピアノをイヴォンヌ・ロリオ、マリア・クルチォ、井上二葉、ピアノ伴奏をアンリエット・ピュイグ=ロジェの各氏に師事。
 1976年以降入賞した国際ピアノ・コンクールの数は10以上に及び、世界各地、日本国内にてリサイタル、室内楽、コンチェルトの他、フランス国営放送局を始めとするヨーロッパ各地の放送局や日本のNHK等で多くの録音、録画など幅広い活動を行っている。
 CDではメシアン、イゴール・マルケヴィッチ、武満徹、フォーレ作品集などをリリースし、現在ドビュッシーのシリーズに取り組んでおり、第2弾が2015年リリース予定。作曲家としても、フランス文化省から委嘱を受け、その作品が演奏会や国際フェスティバルで演奏・録音されたり、毎年自身のリサイタルで新作を発表している。その他、世界初のフォーレのピアノ全集の校訂を担当し、 1 ~ 5 巻(全 5 巻完結)を春秋社より出版している。
 現在、東邦音楽大学大学院大学教授、東邦音楽総合芸術研究所教授、東京芸術大学、桐朋学園大学各講師。
ホームページ http://park18.wakwak.com/~kazuokifujii/index.html