第10回 Hakuju ギター・フェスタ2015 VIVA!エスパーニャ2

後援:
公益社団法人日本ギター連盟 / スペイン大使館 Embajada de España
協力:
株式会社現代ギター社 / 株式会社S.I.E. / 日本コロムビア株式会社
主催:
Hakuju Hall
作成:
ARCHIVE CENTER

8.21 Fri 19:00

  • 白寿ホール
  • 8.21 Fri 19:00 開始
  • Hakuju Hall 03-5478-8700
  • Webサイト
  • 151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1丁目37−5
  • 荘村清志
    ギター・フェスタ プロデューサー
第10回 Hakuju ギター・フェスタ2015 VIVA!エスパーニャ2
荘村清志(ギター) 福田進一(ギター) 沖仁(フラメンコギター) 鈴木一義Quinta(フラメンコギター) フランシスコ・ベルニエール(ギター) 小林沙羅(ソプラノ) 松尾俊介(ギター) 朴葵姫(ギター) 藤元高輝(ギター) アントン・ガルシア・アブリル(作曲) 逢坂剛(作家)
2015年
①8月21日(金)19:00開演(18:00開場) 第一夜 【チケット完売】全席指定5,000円(税込)
②8月22日(土)16:00開演(15:30開場) 旬のギタリストを聴く全席自由1,000円(税込)
③8月22日(土)18:30開演(18:00開場) 第二夜全席指定5,000円(税込)
④8月23日(日)15:00開演(14:30開場) フィナーレ 【チケット完売】全席指定5,000円(税込)




第10回目を迎える<Hakujuギター・フェスタ2015>、今年のテーマは「スペイン」です。
一日目は、荘村清志・福田進一の個性溢れるソロと、目覚しい活躍ぶりをみせているフラメンコギターの沖仁と鈴木一義Quintaによる共演をお聴きいただきます。初日の公演前には直木賞作家・逢坂剛を迎えてのプレトークも開催!二日目は、スペインからの特別ゲストとしてフランシスコ・ベルニエールが登場します。後半は今注目を集めているソプラノの小林沙羅と荘村の共演も聴き応えあり!
最終日は、意外にもこのギター・フェスタの本公演には初登場となる松尾俊介と朴葵姫を迎え、10回目を飾るに相応しい豪華ラインナップでお届けいたします。荘村・福田のデュオによる、82歳を迎えるガルシア・アブリルの委嘱新曲の世界初演にも期待が高まります!
また、白寿生科学研究所1階のサロンでは、昨年大好評だった「ギター・マルシェ」の開催も決定。ギター関連のCD、楽譜、小物等の販売から、爪のお手入れワンポイントアドバイスコーナーなど、ギター・ファンが楽しめる空間にぜひお立ち寄りください。




8月21日(金)19:00開演 第一夜

プレトーク開催! 18:15~ [ゲスト] 逢坂剛(直木賞作家)

荘村清志&福田進一 ソロ
[出演] 荘村清志、福田進一(ギター)

<荘村ソロ>
モレノ=トローバ:組曲「スペインの城」より 第1番トゥレガーノ、第6番トリーハ、
第12番セゴビアの城
アルベニス:グラナダ
マラッツ:スペイン・セレナーデ
ルイス=ピポ:歌と舞曲 第1番

<福田ソロ>
ロドリーゴ:古風なティエント
マネン:幻想ソナタ op.(A)22


沖仁のフラメンコ!
[出演] 沖仁、鈴木一義Quinta(フラメンコギター)

<沖仁ソロ>
ファルーカ
ブレリア

<沖仁&鈴木一義 Quintaデュオ>
タンゴ
クラシックメドレー



ギター・マルシェ 8月22日(土) 15:30~20:00
会場:1F 入場無料
CD、楽譜、ギター関連グッズ販売、ギター展示、爪のお手入れワンポイントアドバイスコーナーなど、
ギターファンが楽しめる空間へお立ち寄りください。
8月22日(土)16:00開演 旬のギタリストを聴く

藤元高輝リサイタル
[出演] 藤元高輝(ギター)

オアナ:月時計
アグアド:序奏とロンド op.2-2
ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーサ
バカリッセ:パスピエ

8月22日(土)18:30開演 第二夜

フランシスコ・ベルニエール リサイタル
[出演] フランシスコ・ベルニエール、福田進一(ギター)

J.S.バッハ:シャコンヌ ニ短調 BWV.1004
ソル:モーツァルト「魔笛」の主題による変奏曲op.9
グラナドス:スペイン舞曲 第5番「アンダルーサ」
アルベニス:マジョルカ
アブリル:バデメクムより(抜粋)
ソル:幻想曲 op.54 bis ※ギター・デュオ


情熱のスペイン歌曲
[出演] 荘村清志(ギター)、小林沙羅(ソプラノ)

ロドリーゴ:4つの愛のマドリガル
ファリャ:7つのスペイン民謡
ドリーブ:カディスの娘たち


8月23日(日)15:00開演 フィナーレ

松尾俊介ソロ ~荘村清志&福田進一 アブリル新曲世界初演
[出演] 荘村清志、福田進一、松尾俊介、朴葵姫(ギター)

ホアキン・トゥリーナ:ソナタ ニ短調 op.61 (松尾ソロ)
ファジル・サイ:リキアの王女 (松尾&朴)
久石譲:Shaking Anxiety and Dreamy Globe (荘村&福田)
アントン・ガルシア・アブリル:ヒラルダへの賛歌 (荘村&福田) ※世界初演


朴葵姫ソロ~ギタリストの饗宴
[出演] 荘村清志、福田進一、松尾俊介、朴葵姫、フランシスコ・ベルニエール(ギター)

アルベニス:カタルーニャ奇想曲、アストゥリアス (朴ソロ)
グラナドス:オリエンタル (荘村&朴)
ファリャ:火祭りの踊り (福田&朴)
アルベニス:入江のざわめき (荘村&松尾)
オアナ:20世紀の無名氏 (福田&松尾)
ファリャ(藤井眞吾編):歌劇「はかなき人生」より間奏曲、スペイン舞曲第1番
(荘村・福田・松尾・朴・ベルニエール)



[プロフィール]

荘村清志(ギター) Kiyoshi Shomura, guitar

荘村清志は実力、人気ともに日本を代表するギター奏者として近年ますます充実した活動を展開している。2013年12月にはCD「アルハンブラの想い出」をリリース、自身のルーツであるスペイン音楽に光を当て名演を聴かせている。14年デビュー45周年を記念して東京にて大友直人指揮東京都交響楽団と協奏曲3曲を演奏したほか、各地にてリサイタルを行い好評を博した。08年ビルバオ交響楽団の定期演奏会に出演。《アランフェス協奏曲》を録音09年にCDをリリース、また同団との日本ツアーを行い好評を博した。07年にはNHK教育テレビ「趣味悠々」に講師として登場し、改めて日本ギター界の第一人者として強く印象づけた。9歳からギターを始める。1963年来日した巨匠ナルシソ・イエペスに認められ、翌年スペインに渡り師事。67年、68年にはヨーロッパ各地でリサイタルを行い、69年の日本デビュー・リサイタルで、「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得た。71年には北米各都市で28回にのぼる公演を開き、国際的評価を確実なものにする。74年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍日本全国にその名と実力が知られることになった。以後、リサイタルや、日本の主要オーケストラとの共演ほか、99年マルク・グローウェルス(フルート)、2001年グローウェルスと、インマ・ゴンザレス(カスタネット)との共演、04年女優の岸田今日子とのコラボレーションによる《ギターと朗読の庭》のツアーを行い、カステルヌオーヴォ=テデスコの「プラテーロとわたし」をメインにした内容が好評を博すなど、ギターの魅力をさまざまな形で伝えている。08年にはミラノ弦楽合奏団の日本ツアーにソリストとして参加、円熟した演奏を聴かせた。現代のギター作品を意欲的に取り上げるだけでなく、日本人作曲家に多数の作品を委嘱、初演するなど、ギターのレパートリー拡大にも大きく貢献している。特に武満徹には1974年に「フォリオス」、93年に「エキノクス」を委嘱、77年荘村のために編曲された「ギターのための12の歌」を初演・録音、96年には「森のなかで」を全曲初演している。2005年にはCD《郷愁のショーロ》をリリース、アコーディオンのシュテファン・フッソングをゲストに、猿谷紀郎の委嘱新曲と新アレンジを含む意欲的なアルバムで、東京や大阪で記念コンサートも開催された。レコーディングも積極的に行ない数々のCDを発売して高い評価を得ている。現在、東京音楽大学客員教授。