Drifting - flying
東京の夏、日本の夏を涼やかに・華やかに彩る現代の女性作家たち。
白白庵ならではの「しつらえ」で、四人の注目作家が一同に介する
またとない機会。
東西の女性陶芸家・絵画作家4名による展覧会。
岩絵具による淡い色彩の中に秘めた、芯の強い美を描き出す薦田梓と寺脇扶美。
日用の器にさりげない遊び心とやわらかな持ち味を発揮する、岡崎裕子と津田友子。
繊細な色彩の漂流から得られる心象の機微、向かい合う度に心の飛翔を促す美の発露は、それぞれの作家が持つエネルギーの強さに由来する。
美しく生きる事と、美しいものを生み出す事は同意語にして、揺るぎない力を彼女達に与えているようだ。
今展ではスタイル・制作手法の異なる4名の作品を白白庵亭主・石橋圭吾の見立てとしつらえにより、個々の世界観をより広げて作品同士が共鳴し合うような見せ場を作りたいと考える。