先端芸術表現科 学部3年生 有志展 タイムマシンエンジン

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ARCHIVE CENTER

1.7 Wed 10:00

  • 目黒区美術館区民ギャラリー
  • 1.7 Wed 10:00 開始
    1.11 Sun 18:00 終了
  • 無料
  • Webサイト
  • 東京都目黒区目黒2-4-36 「目黒駅」をご利用の場合(徒歩約10分)
先端芸術表現科 学部3年生 有志展 タイムマシンエンジン
礒﨑 未菜 大伴 真由 長田 雛子 小林 千夏 佐藤 朋子 島田 彩加 杉浦 尚美 
田上 碧高見澤 峻介 高見澤 峻介 竹下 美汐 鳥井 祥太 ニカモト ハンナ 日田 七恵 藤田 クレア 藤本 あゆみ 渡邉たまき 東 加奈子 池田 祥 山本 暦 諸川 摩美 田中 勘太郎 Lou-Andréas Gonçalves
概要|
『Back to the Future』は、1985 年に公開されたアメリカ映画だ。
そこで私たちは初めて、「プルトニウム」を使って発電し、過去へ飛んだ。
1955年に着いた私たちは「雷」を使って 1985 年に戻って来た。
4 年後の 1989 年、『Back to the Future Part II』で私たちは未来の2015 年に行くことになる。
そして2015年から戻るときのエネルギー源は「ゴミ」だった。
その2015 年に、この展覧会は開催される。
私たち東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 3 年の 22名は、絵画、写真、映像、インスタレーションやパフォーマンスなど、さまざまな手法で日々制作している。
それぞれの「アンテナ/常駐している第六感」を軸に、日常、次元、空間、時間、過去/未来、イメージ/アイディア、モノ/記録、脳/心などをキーワードにしながら、メディアを横断し、それらを取り巻く問いと向かい続けている。
1985 年に私たちが思い描いていた、時空を超える乗り物「タイムマシン」は、
2015 年が来ても現実には完成しなかった。
しかし、私たちが生み出している作品、またその集合体としての本展覧会は、鑑賞者と様々な事象を繋ぐ「タイムマシン」のようなものにはなれないのだろうか。
その「タイムマシン」とは時空を横断するだけのものではない。その先の見えないものをも飛び越え、あらゆる可能性に飛んで行けるようなものだ。その行き先は未知数である。
今タイムマシンを動すためには、「プルトニウム」でも「雷」でも「ゴミ」でもない、強力な燃料の発掘が必要だ。
新たな燃料を発掘し、「タイムマシン」を稼働させる場。それが本展覧会である。