(最終回) Vol.3 プリズムを求めて
M.ラヴェル M.Ravel
前奏曲 Prélude
水の戯れ Jeux d'eau
鏡 Miroirs
マ・メール・ロワ Ma mère L'oye
スペイン狂詩曲 Rapsodie espagnole M.54
東京藝術大学、同大学院修士課程を経て、スイス国立ジュネーヴ音楽院(ソリストディプロム取得)を修了。留学中、パリでのショパン・フェスティヴァルなどの音楽祭やリサイタルシリーズに出演、オーケストラと共演。第7回イタリア・モノポリ国際ピアノコンクール第3位(併せてアジア人賞)などコンクールでの受賞多数。
日本では、スタインウェイ・ジャパン(株)によるYoung Virtuoso Series、旧東京音楽学校奏楽堂デビューコンサートシリーズ、ホロヴィッツのピアノ(No.314503)による記念コンサート、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへの出演など、幅広く活躍。シャネル(株)「Pygmalion Days」シリーズ07年度アーティスト。(財)地域創造「公共ホール音楽活性化事業」2012・13年度登録アーティスト。
2009年3月に伝説のヴァイオリニスト、イダ・ヘンデルとの共演CDリリースを皮切りに、国内外の著名器楽奏者との録音・共演も数多く、安定感ある技巧と細やかな心配りで室内楽奏者としても厚い信頼を寄せられている。日本音楽コンクールで特別賞(共演賞[ヴァイオリン部門])を2度受賞。
ソロデビューCD「メランコリー」(スタインウェイレーベル)は毎日新聞紙上の“今月の3枚”に選ばれ、2013年には渾身の自主企画「ラヴェル ピアノシリーズ」をスタートし、ソニー・ミュージックダイレクト/ミューズエンターテインメントから「透明な風〜ラヴェル ピアノ名曲集」をリリース。
ピアノを上野敬子、田中修二、渡辺健二、故ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ、ドミニク・メルレの各氏に、室内楽を漆原啓子、本荘玲子の各氏に師事。東京藝大伴奏助手(07〜09年度:弦楽器科/10〜12年度:管楽器科)および洗足学園音大ピアノ科非常勤講師。
スタインウェイ・アーティスト。